Q.106　持分あり医療法人の社員が亡くなった際の「みなし配当」について

顧問先である医療法人（持分あり）は社員が３名（理事長、その奥様、奥様のお父様）でしたが、奥様のお父様が今年２月にお亡くなりになりました。
このお父様が医療法人に対して持っていた持分は、当初100万円で出資したものが直前期末時点では1500万円ほどになっております。
このお父様の持ち分については、相続人（次女）である奥様が引き継ぐこととなりました。
そこで、以下の質問をお願い致します。
（１）このお父様の持ち分は、死亡と同時に払戻請求権となり、当初の出資額（100万円）と現在の評価額（1500万円）との差額（1400万円）に対し「みなし配当」として所得税が課されるのでしょうか。
（２）この所得税については準確定申告し、医療法人側では源泉徴収しないといけないのでしょうか。
（３）この「みなし配当」については分離課税が認められず、総合課税のみとなるのでしょうか。
（４）インターネットで調べたところ、お父様には「場合によっては譲渡所得としても課税される」という記載があったのですが、どのような場合に譲渡所得が課税されるのでしょうか。
以上、お忙しい中恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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